端末装置を利用して自動車の盗難を防止するシステム

端末装置及び移動体

WO 2014/065052

 

特許の概要

近年、車両の盗難が大きな問題となっています。盗難防止策として種々の技術が提案されていますが、十分に抑制するには至っていません。本発明は、端末装置で車両を制御する方法を提案するもので、制御プログラム出力のあるなし、鍵データ更新、プログラムの書き込みのあるなしで制御するものです。
特許WO2014/065052は、端末装置のプログラムにより制御される車両を提案するものであり、車両のセキュリテイーを向上させることを目的にした発明です。
 

*当社では、本特許の実用化をご検討いただける企業様を募集しております。

 

特許のポイント


実施形態1

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プログラム移行処理による効果

  • エンジン制御用プログラムを削除することで、車両の走行が不可能となり、セキュリテイーが向上する。
  • 正しい鍵データを受信したときのみ、エンジン制御プログラムが送信されるため、不正に取得されない。
     

プログラムインストール処理による効果

  • インストール処理により、走行が可能となる。
  • 点火装置をOFF状態にすると、電力供給がSTOPし、プログラムは消失し、セキュリテイーが向上する。
  • 正しい鍵データを受信できない場合、エンジンは始動できないため、セキュリテイーは向上する。
  • 走行中に、エンジン制御プログラムでエンジンを制御することもできる。
  • エンジン制御プログラムを、ドライバの操作で消去してもよい。
     

鍵データ更新処理による効果

  • 車両と端末装置とが共有する鍵データで更新されるため、鍵データの偽造が困難でありセキュリテイーが向上する。
  • 鍵データとしては、カメラで撮影した画像、位置、速度、走行方向等の時系列データを利用できる。
  • 車両と端末装置がそれぞれ独立して累積走行距離を取得、取得したデータを鍵データとしてもよい。
     

情報提供処理による効果

  • 音声、入力ユニットで車両の操作方法を質問されると、音声出力、デイスプレイ表示で知ることができる。
  • 車両の車種に特化した情報を端末装置に転送でき、特化された回答を得られる。
     

音声応答処理による効果

  • 車両と端末装置であたかも会話をしているような状態が実現できる。
     

走行条件変更処理による効果

  • 燃料が尽きてしまうような事態では、事前に給油の必要性を知らせることができる。
  • 車両は電気自動車又はハイブリッド自動車でもよい。
     

体調チェック処理による効果

  • 体調を判断し、良好でない場合エンジンの始動を禁止することもできる。
     

居眠り防止処理による効果

  • ドライバが正常な入力動作を行わない場合、車両は警告処理を発生する。
     

誤操作検出処理による効果

  • 運転が危険操作かどうか判断し、該当する場合、警告を発生する。
     

老人モード設定処理による効果

  • 老人がドライバである時の安全性を向上できる。
  • 年齢を取得する方法は、顔画像を用いることもできる。
     

シミュレーション実行処理による効果

  • あたかも、ドライバが実際運転しているかのように、デイスプレイに車両前方の風景を表示でき、運転技量の低いドライバの運転を防止できる。
     

ドアロック解除処理による効果

  • 正しい鍵データを送信しないので解除されない、よってセキュリテイーが向上する。
     


実施形態2

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制限動作と給電部が追加装備

  • プログラム移行処理の結果、制限解除プログラムが削除され車両の運転が困難となり外部から目立ちやすくなり、セキュリテイーが向上する。
  • プログラムインストール処理を行えば、通常動作が可能となる。
     


実施形態3ter_dev003.png
端末装置に、画像認識の処理を実行するプログラムが記憶されている

  • 予め顔画像が記憶されていないと、プログラムインストール処理が実行できないためセキュリテイーが一層向上する。
  • 顔の代わりに、他の生体データを使用してもよい。


実施形態4
端末装置に、所定の位置情報が記憶され、さらにパスワードも記憶

  • ドライバの自宅、通常使用駐車場等を記憶できる。
  • 登録位置と異なる場合、パスワードを要求、正しいパスワード入力で鍵データが送信されるため、セキュリテイーが一層向上する。
  • パスワード以外の、生体データであってもよい。


実施形態5

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端末装置、車両との通信機能、記憶する機能をサーバを用いる

  • サーバを用いたプログラムインストール処理もでき、携帯端末のバッテリの残量不足時でも使用できる。


実施形態6
GPS機能を用い、車両の位置と時間を記憶する機能

  • 質問に対する正しい解答を知らない車両には、プログラムをインストールできずその結果、セキュリテイーが向上する。
  • 質問は他のものでもよいが、過去の走行履歴に関するものが好ましい。

 

実施形態7
所定の操作をおこなったかを判断する機能

  • 所定の操作を知らないと制御プログラムをインストールできなく、セキュリテイーが向上する。


実施形態8
点火装置ONからOFFに切り替わったとき、特有の信号を端末装置に送信する機能

  • 点火装置OFF状態から、車両を移動させた場合、点火装置OFF時位置情報と制御プログラムをインストールしょうとする位置情報が異なるため、インストールできない、よってセキュリテイー向上できる。


実施形態9
複数のエンジン制御プログラムを記憶できる

  • ドライバは、複数のエンジン制御プログラムの中から、好みのプログラムを容易に選択できる。
  • ドライバの入力に基づいてもよい。


実施形態10
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所定の条件が充足されている状態であれば、点火装置OFFになっても、エンジン制御プログラムは
維持される。

  • ドライバの利便性が向上する。


実施形態11
予備プログラムは、車両のヘッドライトを常時点滅させることができる。

  • エンジン制御プログラムをインストールしていない状態でも走行可能となる。
  • よって、外部から容易に認識でき、セキュリテイーが向上する。
  • 予備プログラムでは、種々の処理もできる。
  • 予備プログラムは、端末装置からインストールできる。

 

 

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