バーコードを利用した判定結果表示装置

バーコード表示装置

特開2014-185905

 

特許の概要

 従来、液体に含まれる特定物質と反応して光学的特性が変化する物質を利用して、液体に特定物質が含まれるか否かを判断する手法は種々の分野で活用されています。特に、血しょう等の液体中に所定の抗原、抗体、又はその他の特定物質が含まれるか否かを測定することは、体液の提供者の体調や病気の有無を判断する上で有効であり、さらに、名刺大のチップによって、病気の原因となるタンパク質の有無を判断する技術も提案されています。現技術では、チップに遠心力を加えることで、検体や試薬をチップ内で移動させています。このため、チップを何度も回転させたり停止させたりして、所定のタイミングで蛍光を検出する必要があり、特殊な装置で蛍光の状態を何度も読み取らなければなりません。
 特開2014-185905は、より汎用性の高い装置で読み取り可能なバーコードによって、検体に特定物質が含まれるか否かに対応した情報を表示するバーコード表示装置を提供とすることを目的とした特許です。

 

*当社では、本特許の実用化をご検討いただける企業様を募集しております。

 

特許のポイント

 

◆第一実施形態bcode001.png

  • バーコード表示装置では、バーコード表示部の反応室は、血液(血?)に含まれる特定の抗原と反応して蛍光を発生するように変化する。この変化によって、バーコード表示部に表示される2次元バーコードが変化し、それに対応する情報も変化する。さらに、バーコード表示部は複数の反応室を備えているため、各々で異なる抗原の有無を検出する。

    → 2次元バーコードリーダ等の汎用性の高い装置によって、血?に複数の抗原のどれが含まれ、どれが含まれないかを1度の読み取りで容易に判断することができる。よって、複数の疾病に対する早期検知が可能となる。

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◆第二実施形態bcode003.png

  • バーコード表示装置では、歯ブラシを構成したものであり、被験者の虫歯や歯周病も検出できる。
  • 唾液又は血液に虫歯菌又は歯周病菌が混入していて場合、抗原抗体反応が起こりその反応室が蛍光を発する。
  • 虫歯は虫歯菌が発生する酸によって進行するため、反応室のいずれか1つのPHに応じて変色する試薬を担持又は、導入してもよい。

     

 

◆第三実施形態bcode004.png

  • バーコード表示部の状態が被験者の周囲から確認できるため、市街に設置されている防犯カメラ処理部の機能を備えておけば、抗原の有無等を判断できる。
  • 被験者の血しょうの状態を継続的に監視して異常があれば報知するよう制御も可能である。
  • 針を介して検体としての血液を採取しているので、針を食品に突き刺して液体分を採取すれば、その食品にアレルゲンが存在するか否かを判断することができる。
  • 更に、体液等は、人間以外の動物に由来するものであってもよい。
  • 大気中の花粉、ハウスダスト、ダニ等のアレルゲンの有無を判断することができる。

     

 

 

 

 

◆第四実施形態bcode005.png

  • 吸収体に一旦吸収された血液は、その一部が反応室へ浸透する、そこで、制御部により弁に対する制御を実行する。
  • バーコード表示部の表面には抗原の有無に対応した2次元バーコードが表示される。蛍光撮影機能を有した多機能携帯電話等で撮像でき、血液に抗原が含まれるか否かを容易に判断できる。
     

 

 

 

 

 

 

 

◆第五実施形態bcode006.png

  • Tシャツの表面から反応室へ浸透してくる汗の中に抗原が含まれるか否かを判断できる。
  • 靴下や鉢巻等に貼着された場合でも、同様に判断できる。
  • 空港の到着ロビーで蛍光撮影機能を有するカメラを介して撮影すれば、感染症の有無を判断できる。
  • 河川に浮かべ、航空機や人工衛星によって蛍光撮影すれば、河川の汚染状態を検出できる。

     

 

 

 

 

◆第六実施形態bcode007.png

  • ランナーが所定のマラソンコースを走行する際、標識抗体、洗浄液等を含む水が所定の順序でミストとしてランナにかけられる。そのミストの一部が開口部を介して反応室に侵入し、汗が所定の抗原を含む場合に抗原抗体反応が起こる、従って、汗に抗体を含むか否かを、容易に判断できる。

     


     

 

 

 

 

 

◆第七実施形態bcode008.png

  • 反応室の位置にモノクロの液晶デイスプレイを貼着し、Tシャツの一部を通電経路とする通電回路を介して通電してもよい。汗の量、ミネラル分の量によってTシャツの抵抗値が変化し、液晶デイスプレイの明るさが変化する。従って、ランナに水を勧めるべきか、ミネラルウオータを勧めるべきか、さらに塩分を持たせるべきかを判断でき、熱中症になることを抑制できる。

     


     

 

 

 

 

◆第八実施形態bcode009.png

  • バーコード表示装置を病院等で多数用意して、複数の患者に対して検査を行う場合、個々の患者名をフェルトペン等で記載する必要がなくなる。
  • 仮に第三者の目に触れても、どの患者を検査したものか容易に判別できず、患者のプライバシーを良好に保護できる。

     

 

 

 

 

 

 

 

◆第九実施形態bcode010.png

  • 市街やビル内の各所に配置されて制御部に接続された防犯カメラによってバーコード表示部に撮像することにより、被験者にインスリンを注射すべきタイミングを教示するができる。
















     

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